『アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』主演マーク・ラファロ&監督デレク・シアンフランスインタビュー
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主演マーク・ラファロは主人公ドミニクと、精神疾患を患う双子の兄トーマスの一人二役を見事に演じ分けている。
そんな彼は今回解禁となった映像で「ドミニク役で約9キロ減量し、トーマス役で約18キロ増量した。一卵性の双子だが、完全にかけ離れた人生を送っていた。双子を演じるのは大変だ。それが精神的に病んでいる人物ならなおさらだ。でも物語に心を動かされた。ドミニクも社会的スキルに問題がある。鎧をまとい世の中と戦っている。抑圧された状態なんだ。トーマスは諦めて身を任せている。本作の軸になるのはトーマスだと意識して演じた。」と、演じ分けの難しさとこの役を演じる意義について赤裸々に語った。『アベンジャーズ』シリーズのハルク役をはじめ、二重人格や一人二役の配役が多いイメージのある彼だが、彼自身にとっても今回は全く新しい挑戦となったようだ。
監督のデレク・シアンフランス(代表作『ブルーバレンタイン』)はこう語る。「家族の物語を描く、映画製作者として、本作を製作するのが使命だと思った。家族の関係は自分で選べるとは限らない。しかし家族としての責任を負う必要がある。犠牲も喜びももたらすのが家族だ。」
物語の核心と難しい撮影に対しての自己評価を下しているが、なんとデレク・シアンフランス監督はテレビドラマの監督を務めるのは今回が初。新たなる才能とマーク・ラファロの名演技により起こる化学反応は、見逃せない。
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